
那須高原ビジターセンター「国立公園を守ろう!!~環境保全活動の取り組み~」企画展開催中
栃木県那須郡に位置する那須高原ビジターセンターにて、現在「国立公園を守ろう!!~環境保全活…
2024年7月6日、日光国立公園の那須エリアにて約50名でのボランティア活動を実施いたしました。
本活動は、生物多様性の尊重とネイチャーポジティブの実現を目指し、国立公園内の自然環境の保全と地域社会への貢献を目的としています。
那須御用邸地として、近年までほとんど人が立ち入ることのなかった那須平成の森。
その一部(約560ha東京ドーム120個分)を開放した森林浴スポットです。
今では、木々が芽吹く春から雪に覆われる冬まで、1年中楽しむことができます。
この日は、その周辺で、2チームに分かれての「登山道整備」と「オオハンゴンソウの駆除」を行いました。
私たちが行う登山道整備はあくまで自然環境の保全が目的です。
今回初めて近自然工法という、周りの倒木や草、石を使って周りの環境等わらないように修復する施工を実施致しました。
オオハンゴンソウの駆除はそこから車で少しいったところにある八幡つつじ園地。
那須高原はつつじの群生が見事ですが、元々はツツジが火山性土壌を好むことと、今は途絶え
てしまった日本在来馬「那須駒」の放牧地だった場所で、馬がツツジの毒を避け特異的に残っ
て来たことにあります。今回は約30名の活動で外来植物200kgをこえる駆除となりました。
お昼からは、那須平成の森フィールドセンターを拠点として活動する、インタープリターと呼ばれ
るスタッフによる環境省管理の森でのガイドツアーを実施。
インタープリターは、その時その場所の自然が発するメッセージを、わかりやすく伝える専門
家です。自然環境への豊富な知識とユーモアにあふれたインタープリターが常駐しています。
今回のボランティアイベントは、雨の影響も受けずに無事終了いたしました。
いつも本活動を支えてくださる皆様、関わってくださる皆様に心から感謝申し上げます。
PARKS PROJECTでは、今後も定期的にボランティア活動を継続し、環境省や地域と連携して国立公園内での保全活動、地域社会への貢献を全国へ推進していきます。
株式会社National Park Solutionsでは、
活動に共感いただけるパートナー企業を募集しております。