PARKS PROJECTが沖縄「やんばる国立公園」での活動をスタート

ブランド事業 2025.06.01
PARKS PROJECTが沖縄「やんばる国立公園」での活動をスタート

この度、株式会社National Park Solutionsは、昨年90周年を迎えた沖縄県の国立公園「やんばる国立公園」をはじめ、沖縄県内での活動を本格始動することを発表いたしました。

2025年3月29日・30日の2日間、今帰仁村(なきじんそん)エリアにあるレストラン「Awayk」にて、「やんばる国立公園」をテーマとしたポップアップストアをオープンし、同国立公園をモチーフとした「PARKS PROJECT」のアイテムを展開。


希少な固有種が生息する亜熱帯の森と、独自の地域文化が魅力の「やんばる国立公園」にフォーカスし、地域ブランディングによる商品の購入から、自然環境保全への気軽な寄付貢献、公園内での保全活動へと繋げていくことを目的としています。

ポップアップストアでは、同国立公園をモチーフとした「PARKS PROJECT」のアイテムを展開するだけでなく、プロジェクトの内容も紹介し、地域の観光協会や自治体関係者、地域企業やプレイヤーなどとの交流をさせていただきました。


地域の皆さまとの交流をきっかけに、観光で盛り上がる沖縄県における「やんばる国立公園」の認知度向上とブランディングに取り組み、地域と連携しながら、若年層を中心とした環境保全と利用推進の両立を目指した活動を推進してまいります。

【 今回のイベント実施背景:伸びる沖縄観光とやんばる国立公園の価値 】

①観光需要の高まりと環境保全の両立
2024年、沖縄は年間入域観光客数9.66万人(前年比+17%)とパンデミック前95%まで回復。観光が伸びる今、やんばる国立公園をはじめとする北部エリアへの誘客は少ないのが現状です。また、ビーチクリーンなどの活動は多い中、森林や川などの環境への取り組みは決して多くないと言います。​やんばる国立公園(世界遺産登録:2021年)をブランド化し、国立公園の利用推進を軸とした持続可能な地域振興モデルを構築します。​

②若年層認知とお土産開発
PARKS PROJECTの商品やアートの展示、活動の紹介などで地元の若い世代に国立公園の魅力を発信。新作「Yambaru T‑Shirts」「Yambaru Bandana」など“持ち帰れる国立公園”、“購入することで参加できる保全活動”を軸に、国内外へ向けたサーキュラーなお土産を展開します。​

③世界自然遺産:やんばるは2021年、奄美・徳之島・西表島とともにユネスコ世界自然遺産に登録。国内最大級の亜熱帯照葉樹林、希少な固有動植物(ヤンバルクイナ、ノグチゲラ、ケナガネズミなど)が生息する生物多様性の宝庫として国際的注目が高まっている一方で、自然環境を保護・保全を推進する​国立公園としての認知や取り組みが不足しています。やんばる国立公園を機に、西表石垣国立公園、慶良間諸島国立公園と、沖縄をナショナルパークツーリズムの拠点への推進を目指します。

④課題と機会:観光客増に伴い自然負荷も拡大する中、国立公園が抱える様々なコストの増加も課題となっています。PARKS PROJECTは、自然を大切に想うひとたちのコミュニティブランドとして共に「興味を持ち、楽しみ、守っていく」仕組みを目指し、地域経済と環境保全を同時に成長させることを目指します。

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